THE JAPANESE TITANIUM
NOVACORONA
NOVACORONA -ノバコローナ-
日本を代表する新興ピストブランド。
ブランド名の由来はラテン語で若い、新しい意味を持つNOVA
そして、ギリシャ語で王冠の意味を持つCORONA
”新生ブランドだがいつかは王者になる”
その意味からの造語でNOVACORONAと名付けられました。
ロゴマークの剣は戦い、王冠はその戦いを勝ち取った”様”となります。
世界各地にあるNOVACORONA自社契約工場は軍事産業、航空宇宙産業を主とする会社であり、その技術を駆使して自転車部品製作を行っています。
そんなNOVACORONAから最先端3Dプリンター技術が駆使された世界初となるチタン鋳造ヘッドチューブ採用のフルチタンフレームが発売開始となりました。
このチタンフレームはNOVACORONA代表である鈴木氏にとって、特別な思い入れのあるフレームです。
まだNOVACORONAが設立されいていない数年前、鈴木氏は自分用にオリジナルチタンフレームをオーダーしました。
完成されたそのフレームを見た友人が言いました。
「カッコいいね‼︎これは僕も欲しい‼︎」
インスタグラムでもたくさんの反響いただいたそうです。
友人の一言、インスタグラムでの反響がNOVACORONAを生み出し、チタンフレームは彼自身の運命、人生を変えました。
NOVACORONA 初期モデル
2017年にNOVACORONAは設立され、その後チタンフレームは少しずつ変化していきました。
前下がりフレームのXENO、ホリゾンタルフレームのAVANZATA
この2モデルがNOVACORONAのチタンフレームとなります。
NOVACORONA 初期型XENO
NOVACORONA 初期型AVANZATA
チタンフレームを語る前にCharlieとNOVACORONAの出会いを少しお話ししましょう。
2019年6月、NOVACORONAからCharlieへ一本の電話がかかってきました。「NOVACORONAの代理店になってほしい」
当時NOVACORONAのことは知っていましたがCharlieもまだオープンして2年目の小さな小さなピストショップ。
「なぜCharlieが????????」なほどでした(笑)
その後、大分、東京でNOVACORONAと会いお仕事のお話をたくさんしました。
3ヶ月後の2019年9月 CharlieはNOVACORONAと一緒に中国へ。
ほんと気付いた時には中国へ行ってました( ̄▽ ̄;)
新型フレーム開発のため、東京・羽田空港から中国・北京空港に渡り、北京から西へ高速で某大手チタンフレーム工場へ。
ご存知の通り、中国は世界最大のチタン生産国。
世界への出荷量は盛んでもある日本に比べても4倍となります。
世界に誇れる良質なチタンが中国にあります。
そしてNOVACORONAが提携するチタンフレーム工場は、宇宙ロケットや軍事ミサイルなどの開発・生産をメインとした事業としている企業となります。
このチタンフレーム工場はアメリカ、オーストラリア、ヨーロッパと世界各地の大手自転車ブランドのチタンフレーム製作に携わっています。
企業秘密が多すぎるのでここまで(;´д`)
このチタンフレーム工場は大手自転車ブランドと提携しているため撮影NGが多い中、開発チームの方から詳しい説明をしていただきました。
フレーム製作用工作機械は自転車フレームでは通常使用されることのないワンランク上の工作機械が使用されていました。
ロケット開発・生産企業なだけあり、そのレベルの高さにも驚きました。
絶対精度を保つチタン加工されたフレームはこうして生産されています。
工場見学を終えて開発会議へ。
たくさんの設計図、チタンパイプが並びNOVACORONA、Charlie、中国チームによる開発会議が行われました。
実際に確認したいパイプの加工や仕上げ、それらはリアルタイムで制作され、可能か不可能かがその場で判断できるレスポンス良い会議は効率よくとても新鮮で、中国チームの先を見据えたビジネススタイルは僕らが思ってる以上にグローバルでした。
そして、この開発会議で世界初となるNEW NOVACORONAチタンフレームが生まれました。
中国チームに無理言って困らせたCharlieの提案も採用されたんですよ♪
この採用された箇所は次回のブログでご紹介します。
数時間に及ぶNOVACORONAチタンフレーム開発会議は無事に終了しました。
中国チームとの遅めのランチは街で一番大きな中華料理店で。
みんなでたくさん笑った思い出のランチでした。
律儀で義理人情の熱い中国チーム、熱い想いを丁寧に伝えてくれた通訳さん、そして、
希望を与えてくれたNOVACORONA
僕にとって人生初めての世界での仕事でした。
謝謝
NOVACORONA チタンフレーム
325チタンとより剛性の高い64チタン、それぞれが使いわけられたNOVACORONAチタンフレーム。
負担が大きい鋳造ヘッドチューブ、ドロップエンド、BBには64チタンを、パイプには325チタンを使用することでチタン特有の粘り、バネ感あるフレームに仕上がりました。
フレームと呼吸を合わせることでスプリント時の加速感を大いに楽しめます。
最新のFEM解析技術を用いてフレーム精度、強度は最適な状態で製作されています。
「FEM」は、Finite Element Methodの略称で日本語では「有限要素法」と訳され、「微分方程式を近似的に解くための数値解析」の方法。
つまり、複雑な形状・性質を持つ物体を小部分に分割することで近似し、全体の挙動を予測しようとするもの。
その美しさは世界一
最先端3Dプリンター技術が駆使された世界初となるチタン鋳造ヘッドチューブの溶接面は高等技術で研磨され、まるでモノコックカーボンフレームのような美しさがあります。
その他にもリアエンドメモリーの精巧さ、リアブレーキはBB下チェーンステーダイレクマウント方式へ。
安かろう悪かろうを覆す最高のチタンフレーム。
最先端のカーボンフレームなどにはその性能は劣りますが、チタンにはカーボンにない無骨さ、独特の美しさ、そしてチタン特有の乗り味をNOVACORONAが提供いたします。
2019年9月
・NOVACORONA、Charlie、ニューチタンフレーム開発会議の為中国へ。
2019年10月
・世界一美しいチタンフレームNOVACORONAチタンフレーム、中国にて生産開始。
2020年1月
・初号機完成、日本到着。
・「COVID-19」(新型コロナウイルス感染症)発表。
2020年3月
・世界へ公開予定だった台湾での世界サイクルフェス中止。
・WHOが「COVID-19」をパンデミック(世界的大流行)認定。
2020年5月
・NOVACORONAチタンフレーム販売延期決定
2021年7月
・NOVACORONAチタンフレーム2021予約受付開始
いろいろなことが起きた2020年でしたが、この一年を振り返るといつも前を向いていた。
世界中みんなそうでしたね。
The Japanese Titanium
今回は開発編‼︎次回は2モデルのご紹介‼︎
乞うご期待‼︎
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